【キャンピングカーサブバッテリー】鉛電池とリチウムイオンどっちがお得?

当ページのリンクには広告が含まれています。
リチウムイオンバッテリー

キャンピングカーに欠かせないブバッテリーがあります。言葉の通り車自体は12Vのメインバッテリーで走行に必要な機能を果たし、サブバッテリーは家庭用100V家電を使うのがメインになります。

以前までは鉛バッテリーが主流でしたが、最近リチウムイオン系のバッテリーが増えてきています。今回は使用電力を同じとし10年使っ場合本当にお得なのはどっちなのか考察していきます

[the_ad id=”2697″]

目次

バッテリーの特性

鉛ディープサイクルバッテリー

鉛バッテリー

 

主流は密閉型メンテナンスフリーが多く使われおり、密閉式でないバッテリー液を補充タイプを入れて使用するタイプもありますが、こちらは使用中に化学反応中に水素ガスが発生するので、キャンピングカーの室内ではガスが排気されず最悪爆発事故も想定されるため、ほとんど使用されていません

またキャンピングカーのシート下や普段頻繁に開け閉めしないスペースに設置するため、必然的に密閉型のメンテナンスフリータイプを使用するのがほとんどです。

充電の繰り返し(放電充電で1サイクル)が300回から500回と言われていますが、もともと鉛バッテリーは常時満充電が前提のバッテリーであるため、キャンピングカーの場合は満充電からインバーターを通して100Vに変換して使用するため、放電量が多くなり残量下限まで使った後に充電を繰り返すので、どうしても寿命がきてしまします。

上手に使って3年と言われていますので少しでも電力を使うためにはどうしても交換時期がきてしまします。

私は現在105Ahのディープサイクルバッテリーを2個使用していますが、現在で3年6か月を迎え、交換時期にきており、使っていても長く使えず3年前に比べて半分以下の時間しか電力が取り出せないようにも感じます。

インバーター

 

少ない消費電力100W前後なら現在でも問題ないですが200W以上使うような場面だと、車中泊していても朝には電力不足で止まってしまう場面が何度かありました。

年数に伴い使用電力が時間とともに性能が劣化していくのが良く分かります。

また瞬間的に電力を使うIHクッキングヒーターや電子レンジを使うとバッテリー側には90アンペア以上の電流が流れそれに伴い激し電圧降下が起こり一気に残量が減ってしまします。

 

色:赤 KAIWEETS 6000 カウント 自動レンジ クランプ メーター テスター ACDC電流 ACDC電圧 T-RMS 静電容量 抵抗 ダイオード 温度 導通 NCV機能付き測定 日本語説明書 三年保証期間付き(HT206D)

直流用テスターがあると電流が見えて便利で安全管理ができます。

精度も良いです。

一般に鉛バッテリーの放電量は60%から70%と言われており3年使った私のバッテリーだと30%も出ていないように感じます。

105Ah=1280whとし70%としても73.5Ah=896wh

2個使用すれば210Ah=2560whとし70%としても147Ah=1792wh

ポーダブル冷蔵庫40W×1時間=40Wh

スマホ充電18W×1時間=18Wh

ノートパソコン充電使用65W×1時間=65Wh

ベンチレーター24時間稼働 12V×3.0Aとして36W 1時間36Wh

照明10W 1時間10Wh

液晶テレビ30W 1時間30Wh

ざっとこんな感じで合わせると1時間あたり199Wh使用することになります。

それを先ほどの1792Whを使用電力199Whで割ると9時間使えることになりますが

スポンサーリンク

実際には電子レンジやその他の家電も使えばかなり減ってしまいます。

私の交換時期の状態ではその半分以下になりおそらく5時間も使えないでしょう!

10年使ったコスト面

105Ah鉛バッテリー1個1.5万円×2個=3万

10年で交換したとして9万円の出費(処分代は考慮せず)

交換後から3年後には能力が落ちるので使える電力に制限があります。

最初の初期投資だけ安く済みますが交換時期や使える電力が少ない面からメリットが少ないように感じます。

[the_ad id=”2697″]

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー

こちらは最近主流になりここ最近までは高価でしたが10万円以下で100Ah1280Whクラスが各社出てきました。

耐久性も2000回から4000回まで放電充電を繰り返し使えるので鉛バッテリーと3回交換したコストで考えれば10年目が分岐点でそれ以降はリチウムのが圧倒的に回数が多いので長く使うほどメリットがあるといえます。

それ以上にリチウムイオン系バッテリーの中でも一番安全性の高いリン酸鉄系のタイプが多く使われていて放電特性や電子レンジなどの大きな電力を使っても電圧降下が少なく

鉛バッテリーと比較しても2倍から2.5倍くらいバッテリーを使うことが出来るので初期投資だけすればリチウムイオンの方が優れています。

同じ容量でもリチウムイオンのがバッテリー自体が軽く車体にかかる負担を軽減できるメリットがあります。

そのほか同じ100Ahでも鉛バッテリーで60%から70%しかつかえないのに対し、リチウムイオンバッテリーはほぼ100%に近い状態で使える為

105Ah=1280whとし100%としてもそのまま使えるので

2個使用すれば210Ah=2560whとし同じ使用条件で

ポーダブル冷蔵庫40W×1時間=40Wh

スマホ充電18W×1時間=18Wh

ノートパソコン充電使用65W×1時間=65Wh

ベンチレーター24時間稼働 12V×3.0Aとして36W 1時間36Wh

照明10W 1時間10Wh

液晶テレビ30W 1時間30Wh

合計1時間あたり199Wh使用し2560Whで

約12時間使えることになります。

鉛バッテリーが簡単な計算で9時間に対しリチウムイオンは12時間ですので

3時間多く使えることになりますが鉛は電圧降下が大きく使える家電に制限があり

リチウムイオンは大放電でも電圧が急激に落ちないため使える家電の幅が広がります。

[the_ad id=”2697″]

まとめ

両者を比較した場合明らかにリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの方がコストパフォーマンスでは優れていると思います。

初期投資の金額で見てしまえば鉛ディープサイクルの方が1/5の値段で購入できるのは魅力ですが安定して電気を使うためにはどうしても交換サイクルが伴い長く使うと購入コストでリン酸鉄リチウムイオンの方が優れています。

結論から言うと私は鉛を交換せずリン酸鉄リチウムイオンに交換する予定です。

将来的にはエアコン導入も考えていますので財布と収納スペースを見ながら100Ah3個か200Ah1個もしくは300Ahの大容量化3840whも視野に入れています。

仮に300Ahのリン酸鉄リチウムイオンなら500W消費のエアコンが3840wh÷500W=7.5時間は稼働できることになると思います。

昼間ソーラー充電400Wと走行充電、夜間はバッテリー駆動で劇的に変わるキャンピングカーライフが今から楽しみです。

 

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

キャンピングカーを購入後お仕事の車として活用!
実務的に使える情報をレビュと合わせてアップしていきます。

コメント

コメントする

目次