インバーター

キャンピングカーのインバーター周波数設定で電子レンジ電力を抑える

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インバーターを使っていて例えば1000W正弦波インバーターの場合、1000Wを超える家電については使えずインバーター側の安全装置が働いて、結果家電が使えなくなります。

インバーターを1500Wに交換すれば解決されると思いますが、予算の関係で難しい場合があります。そんな時に電力を抑える考え方があるので試してみてください

家電には50Hzと60Hzがある

家庭用家電の裏側などに消費電力や50Hz/60Hzや50Hzのみ表記や60Hz表記があります。これは日本列島は西と東に分かれていて昔発電所を作る時発電用のモーターの特性から60Hzと50Hzに分かれてしまい現在に至っています。ちょうど静岡あたりで分かれており地域によって専用の周波数のHzの電化製品をつかっています。

ほとんどの電化製品は両方に対応して全国どこでも使えますが、電子レンジや冷蔵庫やエアコンなど一部50Hz専用60Hz専用と分かれています。

そこでその違いは周波数Hzによって電力の出力特性の影響で消費電力に差がでます。

電子レンジ

写真の電子レンジだと50Hzで950W 60Hzで1350Wとなっています。

通常であれば周波数60Hzのが電力が高く温める能力的には良いですが今回インバーターの能力から考えると50Hzで950Wで使えればギリギリですが使用可能となります。

電子レンジの場合ですが表示されるこの能力「500W」といった数字は定格高周波出力の値で消費電力は別に明記されております。選ぶときは裏側の定格消費電力を必ず確認してください

消費電力

1000Wインバーターで電子レンジを使う方法

インバーターの中には周波数切り替え出来るタイプがあります。そこで意図的に周波数Hzを50Hzにあわせます。

周波数

インバーター上では50Hzになっています。

これなら能力が落ちても電力を低くして電子レンジなどを抑えた使い方は理論上可能になります。

だたデメリットも生じて単純に能力が落ちても電子レンジとしての機能が60Hzに比べて落ちるので時間がかかってしまします。また最終的には同じ温め方をすので早いか遅いだけかの問題でその場合バッテリーの消費量も大体同じになります。

なかなかインバーターを買い替えできない場合や1000W以上の50Hz/60Hz表記があり消費電力にも違いがある時は有効ですが将来的には1500Wクラスのインバーターを選べばほぼ悩まなくてすみます。

また1000Wのインバーターで電子レンジが使えても電子レンジの設定を少し下げて使うほうが賢明かもしれません

もし1000Wインバーターでどうしても電子レンジを使う場合は50Hz専用のもので消費電力900W前後のものなら可能です。

 

山善 YRL-F180 低電力な電子レンジ

レンジ

見つけたのだと50Hzで定格消費電力800Wですので、このようなたいぷなら正弦波1000Wインバーターでも対応できます。ネットの評価もよく7000円から9000円で購入できるのでお勧めできます。

まとめ

今回1000Wインバーターで話しましたが私が今この状態で1000Wのインバーターを使っていて最近電子レンジを使うためにどうすれば?で調べてみました。

買い替えるのも費用がかかり1500Wのインバーターにした場合ケーブル類も変更するので費用がさらにかかってしまいます。私の場合はしばらく1000Wでいろいろ試そうと思います。

 

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