冷房

【クレクール3の効果!】キャンピングカーに設置しました。

クレクール3
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日動工業SPC-032BACエコやんを購入後使用していましたが、さらなる冷房効果を求めてスポットクーラークレクール3を購入しました。

YouTubeでも評価の高いクレクールシリーズの中でも安価なスポットクーラーを試し、排熱の問題と走行中や雨の日でも使えるように改良しました。

【新品(開封のみ)】 CLESEED 楽座クーラー CLECOOLIII-W

クレクール3の取付と車体の排熱加工

YouTubeでも紹介されている動画やレビューを参考に、効率の良い使い方やその中での問題点を考え、走行中でもスポットクーラーが使え雨の日でも対応できるようにしました。

スポットクーラーの特性上通常のエアコン室外機と室内機は大きく違い一体型になっているのが特徴です。

そのため送風(冷風)送風排気排気 排気用吸気に大きく分かれていて排気をしっかり排出するのは重要ですが意外と見落としな重要な部分

排気用吸気が部屋を冷やすためには重要ポイントになっていきます。

冷たい空気を送風していますが冷えた室内の一部を送風用吸気に戻し冷やして送風する流れになっています。

排気用吸気も同じ室内の空気を取り入れ排気用に使用されるため、せっかく冷えた室内の冷気を一緒に排気に使用されてしまうため、能力が発揮されないまま、なかなか室内温度が下がらない状態になってしまいます。

そこで排気用吸気と冷却を分けることにしました。

クレクール3

昼間の外気温35℃を超える場合は効果はありませんが、車中泊など夕方以降は外気温が下がり30℃付近になる場合が多く、室内の空気より外気温度のが少しでも下がると冷却効果が望めます。

排気送風(冷風)を明確に分けることで室内の空気の循環効率を上げることが出来ます。

この案から実際に施工しますが排気ダクト自体も熱を多く出すため、距離を短くするため車体の後部に穴を開け排気用と排気吸気用の空気をダイレクトに取り込むことにしました。

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クレクール3の取付と車体の穴あけ

クレクール3取付

位置的には右の位置になり排気の位置からストレートにあけ抵抗を極力なくします。

シンクの右スペースに板を設置にクレクール3を置きます。

クレクール3

穴あけ貫通用のちょうどよい材料がないため水道管用のつなぎを利用

段差をテーパー上に削り差し込み式にしました。

夏以外の季節は取り外し式にし管のエンドにはメクラキャップでふさいでおきます。

夏は常時乗せて置き一度設置後は走行中や大雨でも24時間手間なく使えるようにセットしました。

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車体の穴あけ

穴あけは115mmのホルソーを使用

何度もセンター位置を確認しゆっくりあけて行きます。

(先に下穴で貫通させセンターを作る)

外側をあけたら室内の内側を開けます。

最初にセンター穴を開けているのでズレはなく綺麗にあきます。

穴あけ後配管を入れてクリアランスの確認

穴あけ後の確認が終わったら穴の内側にコーキング材を入れます。(クリアー使用)

外側は2cm出し内側は後で最適な長さにカットします。

外側の配管周りをしっかりコーキングします。

コーキングが少し固まったら外側ダクトを2か所取り付けます。

ステンレスビスで止め

コーキングで防水加工をします。

今回使用したダクトは空調用ダクトで、今後デザインの良いものがあれば交換予定です。

ダクト

後部の出は7cmくらいでバックで気を使うことなく使用できます。

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車内のダクト取付と排気用吸気の加工

今回排気と吸気の径を同一にし差をなくしました。

おかげで見た目は大きいですが吸気効率に影響はないです。

100円ショップのスラスチック箱で130mmのダクトを入れます。先ほど車体をあけたホルソーで穴を開けセットします。

プラスチックのフチにクッションテープで巻き気密性を高めます。

準備ができたら150cmのマジック式ベルトで巻き固定

クレクール3本体を仮に設置し試運転をします。

一応外部からの虫よけのためにキッチン用の目の粗いネットを配管にかぶせダクトを装着します。

 

まだ仮配置ですが排気ダクトを直接外に出せるので他のスポットクーラー取付も視野に入れました。

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試運転と温度測定

ワイヤレス式温度計で3点測定

温度測定

熱帯夜8月5日21:00測定

排気用吸気口=外気温度 30.7℃

冷風出口21.8℃

室内温度26.3℃

測定前室内温度31℃から32℃でスタートし1時間後の温度

外気温度と約4℃差ありその後は大きな変化はなし

能力的に限界と思われます。

この状態は連続運転のため常時350W前後の電力を消費しています。

消費電力

連続運転4時間後深夜1:00にて外気温度は下がり送風(冷風)付近は18.6℃まで下がりましたが

室内温度は26.6℃と変化はありませんでした。

バッテリー残量も40パーセントまで下がり朝までの運転が難しい為設定温度を28℃にしました。

200Ahのリン酸鉄リチウムバッテリー満充電でスタートし連続だと5時間から6時間が限界であるため

連続で運転するためには最低でも300Ahで9時間から10時間は必要と分かりました。

100Ah=1280Wh  200Ah=2560Wh

クレクール3で350Wその他50W消費で一時間当たり400Whとして

2560Wh÷400Wh=6.4時間

残量5%で12.6Vの電圧は出ていましたがそれ以上は急激に落ちる可能性があるため

6時間が使える範囲でした。

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クレクール3とSPC-032BACのダブルエアコン検証

前回購入した小型スポットエアコンSPC-032BACえこやんを並行して使用してみました。

冷却能力で見るとクレクール3が0.8kw SPC-032BACが0.3kwと合わせて1.1kwに相当するため期待してました。

クレクール3はセット通りでSPC-032BACは窓から排熱ダクトを出し1時間稼働しました。

結果は外気温30℃室内温度28℃とクレクール3一台のみと比較しても大きな効果は無く、テスト結果としては2台設置のメリットを感じないように思います。

また後部の2台の排気ダクトを使いましたが結果は同じでした。

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SPC-032BAC
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まとめ

今回のNV200アルファーの室内の広さが軽キャブコンと比べても広く、クレクール3の0.8kwの能力では厳しいようにも感じました。

きちんと断熱して夜間の車中箔での使用なら十分に耐えることが出来ますが、真夏の昼間では効果は無く

走行中に車のエアコン、備え付けたクレクール3の同時運転ならば後部が良く冷え効果がありました。

やはりエアコンは室外機と室内機を分けるのが理想でインバーター制御なら後半電力を抑えることが出来るので次回はインバーターエアコン取付も視野に入れてみます。

安いコストで導入できますが、電源部バッテリーの増設は必要になるので理想は400hAあれば連続運転が出来て朝まで快適に過ごせるようになると思いました。

 

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