最近軽自動車タイプの車両も増えてきていて年々人気も増しています。装備も当然充実してきていて、その中でもエアコン付きには憧れます。
軽自動車はスペースに限りがあり有効利用でき機能的なエアコンを調べてみました。
エアコンに必要な電源の確保はできているのか?
一般にキャンピングカーに取り付けるエアコンとして家庭用冷房専用が多いです。その場合サブバッテリーの容量と100Vに変換するための正弦波インバーターなどを考慮すると105hサブバッテリー最低2個と1500W正弦波インバーターは最低設備となります。
冷房専用のエアコンの消費電力は平均で400Wから600Wですがスタート時に瞬間的に電力が上がり、1000Wを超えてくる場合があるので他の電化製品も使用することを考えると1500Wのインバーターは必要になってきます。
またインバーターも正弦波と安価な矩形波タイプもありますがエアコン自体はインバーター制御になっており家庭用と同じ正弦波の働きがないと動作が出来ません
バッテリーも本来リチウムイオンが理想ですが価格を考慮すると普及の多いディープサイクルバッテリー(鉛電池)を最低2個以上ないと実稼働時間が減り機能的とは言えません
私の車両が105hのサブ2個のバッテリーで満タン状態でスポットクーラー600Wを夏場使った場合2時間前後の実稼働時間でした。
ただ外部電源があり直接100Vを使用できる場合はバッテリーの問題は解消されるがそもそも外部電源設備RVパークなどまだ数少ない現状で道の駅で仮眠する場合も外部電源がないためバッテリーで使用する前提で考えたほうが現実的です。
最低限エアコンを検討する条件として
サブバッテリーは2個以上
インバーターは1500W正弦波タイプ
エアコンは500W以下で動作できるタイプ
実際に稼働時間を増やすにはバッテリーを増やすのが良いがスペースの問題があり難しい場合が多いです。その場合エアコンの消費電力の少ないタイプを選ぶ選択もあります。
電源が難しい場合は冷風機や低電力と夜寝る時に適した冷え蔵という商品の選択もあります。
電力の少ないエアコン類冷風機選び
電力が少ない分室内全体を冷やすには無理がありますがスポットで必要な部分を冷やすのであれば低電力のスポットクーラーも有効です。
下のゼロブリーズマーク2は比較的消費電力が少なくACでも作動し一番はバッテリーを内蔵しているので昼間走行時に充電し就寝時にはバッテリー使用で5時間は稼働できるようですのでサブバッテリーの問題やインバーターの問題もクリアーし実用的です。
価格はそれなりにしますが全体のコストを考えると割安に感じます。またバッテリー式ですので移動も容易でキャンピングカー利用以外にもでき用途の幅が広がります。
実際にキャンピングカーショーで体感しましたが出口の風はかなり冷たかったので夏場活躍するでしょう!
注意点として排熱は必衰になりますので車内で使う場合は排熱ダクト用の窓をつける必要があります。
冷風機タイプ
それ以外に下の写真は冷房としての効果は下がりますが価格も低めな冷風機タイプも選択としてありです。
この場合就寝時がメインとなりますが水をくみ上げてファンで水の冷気をファンでおくる方法もあります。家庭用の冷風機に近い構造で氷を入れれば出口の風も冷たく感じます。
またクーラー内部で熱交換を行うので排熱をしなくて済む利点があります。
ですが時間が経つと熱交換後水の温度が上がり温風になってしまうので時間に合わせた利用が求められます。
商品名 TRAINS COOL
実際に冷風機関係で1万以下の商品で試してみる価値があります。リサイクルショップなどでは程度の良い冷風機が破格で売られているのでいろいろ試してみることをお勧めします。
保冷剤を入れるとクーラー?と思うほど冷たい風が最初だけ出ます。
山善 冷風扇 (押しボタンスイッチ)(風量3段階) ホワイトブルー FCT-D405
リサイクルショップ2000円から5000円くらい
小型クーラー(ここ冷え)その他
リサイクルショップ1000円から3000円くらい
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