ソーラー発電

キャンピングカーソーラパネル関係をDIYしました。準備編

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年々人気が高まっているキャンピングカーでのソーラ発電システム!メーカーオプションもあれば後からDIYに挑戦する方も増えてきています。

ちょうど国産のソーラーパネルを中古で入手することができ、ソーラー発電の知識が少なかったためシステムの勉強の意味で挑戦しました。

ソーラー発電導入しようとした経緯

私のキャンピングカーの電源周りは105hの鉛バッテリー2個と30A走行充電システムに加え外部充電を備えています。

インバーターは国産の正弦波700Wで組んでいます。インバーターに関しては1500Wも検討したが価格も高くバッテリーの残量が著しく減るため、700W以下の家電で賄うようにしました。

3年使用してみて2日以上車に乗らないとバッテリーが減り、また外部充電も毎回きっちり行いたいが忘れる日もあることから、充電を補うためソーラー導入を考えました。

インバーターは使わない時は必ずOFFにしていますが、特に冬などの寒い時期などは減りを早く感じます。

取り付けるにあたりパネル形状を100Wを2枚にするか、薄いフレキシブル形状でキャンピングカーの天井の面積を幅広く使用し200W以上の仕様にするかを検討していました。

なかなか決まらず1年が過ぎ中古のSANYO製のパネルを4枚ほど入手し、その内一枚200Wを使うことに決めました。

ソーラーパネルとチャージコントローラー

ソーラーパネル

今回のパネルは開放電圧最大69.0Vとあり実際に測定すると曇りの日でも55v以上出ており、晴れた日に測定すると65V近く出ていたので発電に期待が持てます。

2枚乗せて400W仕様も考えましたが車の面積と走行中の安全性を考慮し一枚で200Wに決定しました。

ソーラー発電した電力をサブバッテリーに送るために制御するチャージコントローラー選びに入ります。価格の安いPWM制御方式のものも検討しましたがソーラパネルのPV電圧が50Vを超えていてそれに対応した安価なチャージコントローラがなく価格は少し高価ですがMPPT制御方式にしました。

*参考PWM制御1000円から3000円 MTTP制御方式8000円から5万円

価格差で言うと5倍から10倍ほどありますがキャンピングカーの屋根の限られたスペースで200Wパネルの能力をフル出すためにMTTP制御方式にしました。

 

 

ROVER20 A MPPT ソーラーチャージコントローラ
公称システム電圧: 12V/24V 自動認識定格バッテリー電流: 20A
定格負荷電流: 20A最大PV入力短絡電流: 25A
最大バッテリー電圧: 32V最大ソーラー入力電圧: 100 VDC
取り付け穴 7.66 x 4.70mm重量: 1.4kg
放電回路の電圧降下: ≤ 0.15V

今回使うソーラパネルが開放電圧69Vあり、チャージコントローラー最大ソーラー入力電圧: 100 VDCなのでこちらの20Aを選択 最大200Wに対して使用電圧が12Vのため16.7あり20Aタイプに決定しました。実際バッテリーは残量が減ると10Vから11Vになる場合がありその場合

ソーラパネル200W÷10V=20Aになります。200Wのフル出力でバッテリーが10Vという条件は実際そこまでそろいませんが電流が増えたときのための安全として20A対応のチャージコントローラーとしました。

メーカーでは20A・40A・60Aとラインナップされています。

12V使用時ソーラパネル260Wまでの対応のことでしたので選びました。仮に12V使用時200Wパネル2枚400Wを使う場合その上のチャージコントローラー40Aを選ばなくてはいけないので注意が必要です。400W÷12V=33.3A

バッテリー側が24Vになっていれば20Aでも倍の520Wまで対応し400Wの合わせたパネルにも対応できるが、キャンピングカーのメインバッテリー自体が12Vですので200W一枚と20Aのチャージコントローラーとなりました。

配線関係

ソーラーパネルに標準で使用されているMC4規格コネクターの準備

MC4オスメスコネクター

アマゾンで購入8セット分 価格もセットで買えば安く抑えられ1000円から2000円で揃えられます。

MC4コネクター
MC4専用の圧着工具

DIYなら1500円くらいの道具で十分対応できます。

ケーブル

ケーブルに種類もありHC-V3.5sqケーブルを使用、炎天下や条件に屋根の温度があがります。そのため耐熱温度90℃まで耐えられる必要があるので用意しました。通常のケーブルで60℃です。

家庭用ソーラーパネルの電線類はHC-Vケーブルを標準で使用されています。

防水MC4ソーラーケーブルBOX

 

MC4防水BOX

まとめ

今回そろえた部品で取り付ける前に仮配線で試す予定です。いろいろ考えながら部品を決めたり取付方法を考えるのもDIYの楽しさです。

次回は取付前の実験などをし、そのあと取付の様子など更新していきます。

 

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